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BABEL UNIVERSITY Professional School of Translation
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証言
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【まずは訳してみよう】
The witness testified that she heard that the defendant said he would kill the victim.
【ヒント】
伝聞証拠として、「証人(witness)」が、「被告(defendant)」の"その時点での意思"を耳にした趣旨を活かす工夫をしましょう。
【直訳】
証人は、被告人が、被害者を殺すであろうと言ったのを聞いた、と証言した。
【訳例】
証人は、「被告人が、『被害者を殺す』と言っているのを聞いた」、と証言した。
【Legal Tip】
"アルカイック・スマイル"ならぬ、古式の英文契約書書式って!?
今回は、英文契約書書式の伝統的なスタイルの特徴の一端をお話しましょう。伝統的書式は、契約書全体を一個の文章と見立てて構成する手法を採りますから、冒頭部分で記される当事者の記述は、「WITNESSETH」という三人称現在単数動詞の主語として位置づけられます。ですから、以下の例のように「made as of」から「the laws of」までが「This Agreement」を修飾し、説明する文言となり、これら当事者の確定記述すべてを「WITNESSETH」で受けることになります。また、「WHEREAS」部分には、契約に至った背景などを記述しますが、この箇所は、俗に、「ウエアラス・クローズ」と呼ばれています。
This Agreement, made as of 1st day of ___,2003, by and between X Corp. ("X"), a corporation organized and existing under the laws of ___, and Y Corp. ("Y"), a corporation organized and existing under the laws of ___,
WITNESSETH THAT(以下を証する)
WHEREAS, X is engaging in the manufacturing and selling of certain products,,,
WHEREAS, Y is……
いささか古めかしい書式ですが、この書式を踏襲していれば、それなりのドラフティングができますから、中々に魅力的な書式ではありますね。
●次回のテーマは『不可抗力』
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