法律英語
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世の中は「株主総会」で大忙し。
私の友人も海外の株主宛に英文の招集通知、委任状を作成するなど大忙しです。
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【まずは訳してみよう】
Two classes of shares, to be designed common and preferred, respectively, are issued by the Company.
【ヒント】
この文章は、「This corporation is authorized to issue two classesof shares」と置き換えても良い文章ですから、「能動態」を意識して訳しましょう。ちなみに、「authorized」は、株式を発行する権限を保持している意味で用います。
【直訳】
2種類の株式(普通株式と優先株式と各称せられる)は、会社によって発行される。
【訳例】
会社は、各々、普通株式、優先株式と称する2種の株式を発行する。
【Legal Tip】
『青年よ、大志を抱け』ならぬ、『Be A Self-Learner』ですよ、皆さん!
今回は常とは趣向を変えて、皆さんの学習のヒントになることを念じながら、米国のロースクールでの勉強漬けの日々に触れてみましょう。日本の大学の法学部では、法分野ごとに基本書というものがあり、多くの場合、その骨子に従い懇切丁寧な指導が行われますね。一方、米国のロースクールでは、判例集を収めた『ケース・ブック』を中心に授業が展開されます。学生は、その日の授業範囲として事前に指定された判例を読み込み、事実関係とその判例が示す法理を頭に入れて、授業に臨みます。
教授は、生徒名簿を見ながら"本日の犠牲者"を選び、質問の雨を降らせます。指名された生徒は、顔面をまるで信号機のごとく変化させながら、必死に答えます。勿論、判例で引用されている別の判例も事前にチェックしておかねばなりません。これは、ソクラテック・メソッドという教授法で、受動的に知識を受けるのではなく、"自らが勉強の主体者であること(be a self-learner)"を強く根付かせる効果を生みます。「自ら学ぶところに自らの発見がある」、これは私の実体験から出た信条ですが、皆さんは、どう思われますか?
●次回は『法人』について考えてみます。
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